2009年 12月 27日
PEUGEOT 205 TURBO16 |
今日、新御堂を軽トラで大阪方面に走っていましたら、珍しいプジョーをみかけました。
めちゃくちゃかっこよかったです。
プジョーがWRC(ラリー選手権)・グループBへ参戦するためのホモロゲーション・モデル、205ターボ16を発表したのは1984年であった。車輌開発はプジョー・タルボ・スポール(PTS)によって行われ、開発責任者は、かつてコ・ドライバーとしてラリー参戦経験を持つジャン・トッドが務めた。1800cc直列4気筒DOHCターボ・エンジンは、横置きでミドシップ・マウントされ、6.5:1の低い圧縮比ながら200HP/6750r.p.m. 、26.0kg-m/4000r.p.m.というパワーを発揮した。また駆動方式はフルタイム4WD、サスペンションも前後鋼管溶接された4輪ダブル・ウィッシュボーン式となるなど、全てがラリー参戦を想定して設計されている。従来のリア・シート位置にエンジンが搭載されたため室内はフロントのみの2シーターとなり、燃料タンクは前後の重量バランスを考えシート下部に設置された。外装部品では左右のドア、前後のウインドーなどは標準車と共用だが、ラリー参戦時の整備性を考えボディのBピラーから後半部はそっくり開閉することができるようになっていた。グループB規定の200台が生産されたのち、206ターボ16は‘84年のツール・ド・コルスでデビューし‘85年、‘86年の2年連続でメイクス・タイトルを獲得している。
by scoopzuki
| 2009-12-27 22:46
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